![]() | |
![]() | ![]() |
施工前 | 施工後 |
前回の記事に引き続き、大阪市旭区の3階建て住宅で防水をすべてやり替えた事例です。 前回の記事はこちら▶3階建て一般住宅屋上でウレタン防水工事を行った事例 | 大阪市旭区 今回は雨漏り修繕のために行った、外壁タイルの防水工事とバルコニー部への塗膜防水処理について紹介します。 工事を行った住宅の外壁タイルには、目地の割れやたわんでいる箇所が数か所ありました。 3階バルコニー部へのウレタン塗膜防水も施しました。
それらのタイルを修復する作業として、外部へ仮設足場を組み、タイル取り合い部やサッシ廻りのシーリングのやり替え、外壁の洗浄処理やタイル用クリアー防水コーティング処理を施しました。 加えて3階バルコニー部へのウレタン塗膜防水も実施しています。 | |
費用:約150万円 築約15年 工期:約1週間 約15人工 |
【1】足場組み 【2】喚起フード新設 【3】外壁洗浄 【4】外壁目地部既存シーリング撤去 【5】外壁目地部およびサッシ廻り部シーリング仕上げ 【6】タイル面シーラー材塗布 【7】タイル面クリアー防水中塗材塗布 【8】タイル面クリアー防水トップコート材塗布 【9】バルコニー部ウレタン防水材塗布 【10】バルコニー部トップ材塗布 |
はじめに作業を行うために必要な仮設の足場を組みます。
建物正面と手間の壁を覆うように足場を組み、防音シートで養生しました。
足場を組んで上がってみたところ、換気フードが破損してしまっていました。
お客様にお伝えしたところ、この機に新しくされたいとのことでしたので、交換しました。
防水処理を行う前に、高圧洗浄機を使って建物の外壁を洗浄しました。
続いて既存シーリング材を撤去します。シーリング材もかなり劣化が見られました。
カッターを入れて、手で剥がしていきます。
既存のものが残らないよう、ヘラを使って目地底までしっかり撤去作業を行いました。
シーリング材をすべて撤去して、目地とサッシ廻りにシーリング処理を行います。
続いて後の工程で塗布する中塗り材と、壁面との接着を良くするためにシーラー材を塗布しました。
また写真にはありませんが、シーラー材を塗布する前に目地部のひび割れをセメントで埋め直しています。
シーラー材を塗布したら、防水層の中心部分を形成する中塗り材を塗布します。
乾いたら透明になる防水材で、今回は厚みをつくるため3回重ね塗りしました。
中塗り材を塗布したらトップコートを塗布します。
こちらは2回塗りしました。
タイル部分の防水処理完了後、バルコニー部のウレタン防水処理を実施します。
下地調整を行ってからプライマー材を塗って、ウレタン防水塗装の2回塗りを行いました。
ウレタン防水材の塗布後、トップコートを塗って完了です。
バルコニーには室外機があるので、架台に移して処理しました。
室外機の裏にはガス管が通っていることが多いため、架台を移すときは慎重に行って、足の部分の防水処理もしっかり行いました。
外壁タイルの保護材にはつやを出すものもあります。
しかしつやが出やすい分、風化しやすいです。
ですので今回の事例のように雨漏りや水漏れなどがある場合は、厚みのあるクリアな防水材を使うことがおすすめです。
当社ヤマナミには外壁タイルの防水工事の実績が多数あります。
大阪市旭区で外壁タイルの防水工事についてお考えの方は、ヤマナミまでご相談ください。