施工事例
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バルコニー排水口が小さくて雨漏り!排水口を拡張・防水工事をして改善 堺市

2022.05.06

バルコニー排水口が小さくて雨漏り!排水口を拡張・防水工事をして改善 堺市
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堺市の2階建て木造住宅にお住まいのK様より、「バルコニーの下の部屋で、雨漏りがしています。バルコニーの床が、だいぶ傷んでると思うんですが……」といった旨で、お問い合わせをいただきました。

 

バルコニーの床は水はけが悪いのか、半分くらい黒く汚れ、傷んでしまっていました。

薄く防水塗装をした形跡(工事は10~15年前とのこと)はありましたが、もうほとんど役目を果たしていないようです。

 

バルコニーの床が大きく劣化し、雨漏りが発生した原因は、バルコニーの排水口が小さすぎることにもありそうです。

 

滞りがちな水の影響を受けてか、排水口の周りは割れが目立ち、ここから雨水がたくさん入ってくるものと考えられました。

そこで今回は排水口を拡張したうえで、改修ドレーンの取り付け・バルコニー床のウレタン防水工事を行うこととなりました。


基本情報

費用
約20万円
工期
約3日間 約6人工

施工内容

  1. バルコニーの清掃
  2. 小さすぎるバルコニーの排水口を拡張
  3. 下地調整剤を塗布
  4. プライマー材を塗布
  5. ドレーンを取り付け
  6. ウレタン防水材の塗布および、メッシュクロスはり
  7. トップ材を塗布

バルコニーの小さい排水口の拡張&ウレタン防水工事の流れ

では以下で、今回の工事の流れを説明していきます。

  1. バルコニーの清掃

     

    まずはバルコニーの床全体を、清掃しました。

     
  2. 小さすぎるバルコニーの排水口を拡張

     

    バルコニーの土間を掘り下げて、小さい排水口を拡張します。

    これで、バルコニーの水はけはかなり改善されます。

     
  3. 下地調整剤を塗布

     

    バルコニーの床に、下地調整材を塗っていきます。

    床の表面の傷みが激しかったので、凹凸をきちんと処理できるように、厚めに材料を伸ばしていくことを意識しました。

     

    拡張した排水口の成形も、この段階で完成させるイメージです。

     
  4. プライマー材を塗布

     

    後に塗るウレタン塗料の密着性を高めるための、プライマー材を塗布しました。

     
  5. ドレーンを取り付け

     

    排水口に、改修用ドレーンを取り付けました。

    排水口から続く、鋼の板でできた水の通り道がどこかで朽ちていると、そこから水が漏れてしまいます。

     

    改修ドレーンによって、その鋼板のさらに内側を通る道を作り、水が漏れないように排水するための仕組みです。

     
  6. ウレタン防水材の塗布および、メッシュクロスはり

     

    ウレタン防水材を塗り、メッシュクロスをはっていきます。

     

    メッシュクロスは、ウレタン防水材に厚みをつけ、ひび割れへの対応力をより高めるためにはる材料です。

     

     

    ウレタン防水材、2層目の塗布です。ムラなく、塗り上げていきました。

     
  7. トップ材を塗布

     

    最後に、トップ材を塗布します。ウレタンの防水層を、紫外線などから保護してくれるコート材です。

     

     

    ここまで特筆しませんでしたが、床と同様に傷みが見られた、手すりの天板にもウレタン防水処理を施しています。

     

    これで、小さい排水口を拡張して、ウレタン防水を行う工事は完了です!

    まとめ

    K様住宅の雨漏りは、無事に止まりました。

     

    「前の床がかなり傷んでたので心配だったけど、うまく雨漏りが止まったようで安心」といった旨のお声を、いただいております。

     

    昔に建てられた木造住宅では、今回のように「壁に小さく穴が開いただけ」の排水口が、まれに見られます。

     

    きちんと溝が付けられた排水と比べると水はけが悪く、床の防水が劣化して雨漏りに繋がりがちです。

     

    バルコニーの床の状態が悪くなってきたら、今は雨漏りしていなくても、早めにプロの防水塗装業者に見てもらうことをおすすめします。

    堺市で「バルコニーから雨漏りがする」とお悩みなら、実績豊富な防水塗装業者『ヤマナミ』にご相談ください。