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未使用ダクトの閉鎖&防水工事でビルの雨漏りを改善 大阪市大正区

施工前施工後

大阪市大正区Mビルのオーナー様より、「下の階で雨漏りがしているので、屋上防水のやり替えをお願いしたいです」という旨のご連絡がありました。

 

さっそく、ビルの屋上を確認させていただきました。

まずは配管です。広範囲で錆びており、劣化したジョイント部からの雨水の浸入が考えられました。

 

モルタル仕上げの土間も、全体的に劣化していました。ほぼ機能していない目地材を中心に隙間やひび割れなど、雨漏りの原因になっていそうな箇所がいくつか見られます。

 

さらに、屋上には使用していないダクトがありました。

通気口がむき出しで雨水の浸入経路になっているので、使っていないならば撤去が望ましいです。

 

しかしそれには大がかりな工事が必要で、そこまでの予算はないとのお話でしたので、板金(いたがね・ばんきん)を用いてダクトの口を閉じる方法を提案しました。


配管など錆びていく鉄部へはサビ止め材の塗布を、そして屋上全体(約200㎡)へは通気シートはり+ウレタン防水工事を行っていきます。

費用:約120万円

工期:約10日間 約30人工

【1】配管 研磨

【2】使っていないダクト 通気口の閉鎖

【3】屋上土間 目地材の撤去

【4】屋上土間 シール材の充填

【5】排水口 改修ドレーンの取り付け

【6】屋上土間 通気シートはり

【7】ダクト・配管 サビ止め材の塗布

【8】屋上 ウレタン防水材の塗布


未使用ダクトの閉鎖&ウレタン防水工事の流れ

 

では以下で、今回の未使用ダクトの閉鎖&ウレタン防水工事の流れを、説明していきます。


【1】配管 研磨

 

配管やダクトが錆びたままでは、後に塗料を塗れないので、やすりで研磨してサビを落としていきます。

 

ちなみに土間には、配管の陰になっている部分に苔(こけ)が多く発生していました。スクレーパーや毛先が固めのブラシを使い分けて、綺麗に除去しています。


【2】使っていないダクト 通気口の閉鎖

 

使っていないダクトの通気口を、板金で塞ぎます。

板金とダクトの間など、わずかな隙間へはシーリング材を充填して、完全に密閉した形です。

 

もちろん、今回の工事で閉鎖する前に、オーナー様と一緒に確認をして、一切使っていないダクトであることは確定しています。


【3】屋上土間 目地材の撤去

                 

縮んだり切れたりして、機能性がなくなった既存の目地材を撤去しました。

カッターでラインを入れ、カチカチになっている目地材は、ケレン棒やハンマーで叩いて剥離させます。


【4】屋上土間 シール材の充填

 

目地材の撤去が終わった溝へ、新しい目地となるシーリング材を充填しました。

 

後に通気シートをはるため、シーリング箇所が盛り上がっていると困ります。なるべく土間とフラットにすることを意識して、量感を調節しました。


【5】排水口 改修ドレーンの取り付け

 

雨樋(あまどい)と防水層を繋ぐジョイントの役割を果たす、改修ドレーンを取り付けました。


【6】屋上土間 通気シートはり

 

屋上へ、通気シートを敷き詰めていきます。

動かせない架台が多いぶん、それに合わせたカッティングが大変でした。

 

通気シートのロスを少なくするため、はみ出すシートが極力少なくなるように、きちんと計算してカットしています。

 

今回の屋上は先が細いL字型で、入り組んでいる箇所が多かったので、なおさら多くの計算が必要でした。


【7】ダクト・配管 サビ止め材の塗布

 

ダクトや配管など、放っておくと錆びてしまう鉄部へは、サビ止め材を塗布しました。

 

 

こちらは、その後にトップ材を塗布した様子。

 

このような配置の配管は、裏側の塗布の仕上がりがどうなっているか、非常に見えにくいです。

そうした時は、手鏡を持ってきて裏側を映して(反射させて)、塗布の状態をチェックしています。


【8】屋上 ウレタン防水材の塗布

 

屋上全体へは、ウレタン防水を施しました。

 

ウレタン防水には、シート防水などと比較して、

 

・重ね塗りが可能でメンテナンスしやすい(工期が短く、費用が安い)

継ぎ目がない防水層ができる

 

などのメリットがあり、今回の屋上の形状(L字型)にも適していました。

 

 

ウレタンのトップ材で仕上げたら、今回の屋上の防水工事は無事に完了です!

 

まとめ

 

屋上の未使用ダクトの通気口閉鎖&ウレタン防水工事の完了後、階下で起こっていた雨漏りは無事に止まったそうです。

 

今回のように、“実は長年使用していないダクト”は意外と多いです。その通気口が、雨漏りの原因となることも……。

 

先に述べたように未使用ダクトは撤去することが1番安心ですが、工事の規模が大きくなり、現実的に無理なケースも多いでしょう。

 

そんな場合は板金処理を行うだけでも、雨漏りのリスクを大きく減らすことができますよ。



大阪市大正区でビルの雨漏りにお困りなら、防水工事のプロ『ヤマナミ』にお任せください!

 

2022-01-20 13:12:00 | RSS