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ゴムシート防水をウレタン塗膜防水に替えて雨漏りを改善 東住吉区Wビル

施工前施工後

東住吉区にある3階建てビルの管理会社様より、「3階の天井から雨漏りしています」とご連絡をいただきました。

 

 

 

こちらが、ビル3階の雨漏りの状態です。

3階は2室ありましたが、2室とも隅部に多くの雨漏りの形跡が見られ、かなり長年続いているものと推測されました。

 

 

 

続いてビルの屋上に上がり、調査を行いました。

 

屋上は新築時(約25年前)にゴムシート防水が施されており、その上から塗膜防水が重ねられている状態でした。

築年数の古い建物では、よく見られる防水形式です。

 

今回のWビルのゴムシート防水は劣化が進んでおり、ヒビ割れなどの破損が多数確認されました。この割れから、雨水が入り込んでいる可能性が高いです。

 

 

また、笠木の取り合いやジョイント部にも隙間が見られ、ここからも雨水が入っていると推測できます。

 

そこで今回は、劣化・破損したゴムシート防水を綺麗に撤去して、ウレタン塗膜防水にやり替える工事を提案しました。

 

同時に、笠木まわりなど隙間が気になる部分へのシール処理を施せば、雨漏りは高確率で改善します。

費用:約70万円

工期:約10日間 約20人工

【1】笠木の取り合い部・外壁クラックのシール処理

【2】ゴムシートの撤去

【3】プライマー材の塗布

【4】立ち上がり部分の下地調整

【5】笠木のジョイント部のシール処理

【6】通気シートはり

【7】改修ドレーンの取り付け

【8】ウレタン防水材の塗布

【9】トップ材の塗布

 


ゴムシート防水からウレタン塗膜防水にやり替える工事の流れ

では、以下で今回の工事の流れを説明していきます。


【1】笠木の取り合い部・外壁クラックのシール処理

 

まずは笠木の取り合い部、および外壁の細かいクラックによる隙間を、シーリングで埋めました。


【2】ゴムシートの撤去

 

続いて、既存のゴムシート防水を撤去します。

シートをめくってみるとかなり水気があることから、やはり長年雨水を通していたのだと考えられます。コンクリートの下地の変色も激しいです。

 

 

立ち上がり部分のゴムシートも、残さずに剥がします。

ゴムシートを撤去すれば、ビルの防水性能はほぼゼロになってしまいます。

プライマー材を塗るまでの間に大雨が降れば、ビルの室内が水浸しになってしまうかもしれません。

 

そのため、週間の天気予報をチェックし、晴天が最低でも3日続くタイミングを選んで、作業にあたりました。


【3】プライマー材の塗布

 

ゴムシートを撤去し終えたら、プライマー材を塗布しました。


【4】立ち上がり部分の下地調整

 

屋上の立ち上がり部分には、後述する通気シートをはりません。

専用の下地調整材で、表面を整えていきます。


【5】笠木のジョイント部のシール処理

 

 

綺麗に繋がっておらず、隙間が多く見られた笠木のジョイント部分へも、しっかりとシーリング材を充填しました。ここからの雨水の浸入を防ぎます。


【6】通気シートはり

 

 

立ち上がりや架台の際(きわ)を避けて、通気シートをはります。

今回施工した面積は、おおよそ80㎡です。


【7】改修ドレーンの取り付け

 

 

強化ホースと錆びにくいプレートでできたドレーンを、既存のドレーンに被せました。

 

この上からウレタン防水材を塗布することで、ドレーン周辺からの雨漏りリスクが低くなります。


【8】ウレタン防水材の塗布

 

ウレタン防水材を、屋上全面に塗布します。

他のウレタン塗膜防水工事の事例でもよくお話していますが、厚みを持たせたまま塗り広げるために、写真に写っているような大型のハケを使用します。


【9】トップ材の塗布

 

トップ材を塗り、仕上げていきます。

 

 

綺麗にトップ材を塗り終わったら、今回のウレタン塗膜防水工事は完了です。

 

今回の工事により、無事に雨漏りは止まりました

管理会社様によると、ビルを長年使っている入居者様も、「やっと雨漏りが止まって安心しました!」と、大変喜んでくださったようです。

まとめ

先にも述べたように、築年数が古めのビル屋上では、昔の防水工事の主流だったゴムシート防水が、今に至っても現役で使われていることが多いです。

 

しかしゴムシート防水は、10~15年ほどでシート自体が破れてしまって、そこから雨漏りが発生するリスクがあります。

 

「今のところは雨漏りはしていない」という場合でも、長くゴムシート防水を使っているようなら、1度防水工事のプロに診断してもらって、部分補修・あるいは全体のやり替え工事を行うことが安心です。

 

ちなみに、ゴムシート防水からウレタン塗膜防水に替えることには、メンテナンス工事が大がかりでなくなる(塗り重ねのみで済むため)などのメリットがあります!



大阪市東住吉区でビルの雨漏りにお困りなら『ヤマナミ』にご相談ください!

 

2021-12-22 15:14:04 | RSS