それでは、今回の作業内容を紹介いたします。
引き戸の玄関扉は車の衝突の影響で曲がってしまい、簡単には開かない状態になっていました。
またサッシも変形していましたが、サッシを修理しようとすると大がかりな作業となり、費用がかかってしまいます。
ご予算の関係で扉の交換と歪んでしまった鍵の部分のみを補修することにし、一度引き戸を取り外しました。
新しい扉を取り付けるだけでは歪んだ鍵がうまくかからないため、鍵がかかるように扉の取り付け調整を行いました。
調整したら、新しい扉を取り付けます。
続いて室内のトイレの破損した壁と天井を撤去します。
土壁が崩れて、木が剥き出しになり中の土が落ちている状態だったので、土を掃除して、既存の土壁と天井の波板を剥がしました。
剥がした壁と天井を新設していきます。
今回はお家の方のご都合もあり、木の板で仕上げることにいたしました。
土壁や波板よりも木の板のほうが頑丈なので、ご予算に合わせてこちらの素材を選定しました。
最後に天井と壁の間にできる隙間をシーリングで埋めました。
シーリングは、気密性や防水性を高めるために住宅の構造上でできてしまう接合部分を埋める処理です。
以上で作業は完了です。
築年数が経過すると土壁などは少しの衝撃で崩れることがあります。
そのため住宅の構造に少しでも異常を見つけたら、点検や補修を行うことをおすすめします。
ヤマナミは外壁補修や防水工事などに加えて、室内の補修工事も承っています。
大阪市城東区で室内の補修工事でお悩みの方はヤマナミまでご連絡ください!