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3階建て住宅の漏水を鋼板屋根材カバー工法で修繕した事例 大阪市福島区

施工前施工後

大阪市福島区にある3階建て住宅にて、鋼板屋根材カバー工法で漏水の修繕を行った事例です。

屋根の一部破損によってロフトに漏水

施工前に一度現地を確認したところ、溝部はコンクリート露出で一部の床は塗膜処理が施されていました。状態としては、溝の一部が破損しており、全体的にガサガサしている状態です。
水が流れ込む溝がガサガサしていると、洗浄しにくく清潔な状態を保つことが難しいです。
今回は破損部の補修や下地調整処理を施し、エポキシ樹脂系の塗り床防水を施すことで、お客様が溝を洗浄しやすくなるように工事しました。

住宅を売買するために、屋根などを調査して欲しいというお客様から、弊社のWebサイトを見てご依頼いただきました。

その調査を行っていたところ、ロフトの一部に漏水があることがわかりました。

屋根裏から漏水をしていたようです。

そこで、屋根に上って状態を確認したところ、建物最上部の大屋根と3階屋根のカラーベスト屋根材が一部剥がれていることがわかりました。

下地材やルーフィングシートが露出していたことから、台風などが原因で数年前からこのような状態であったと想定されます。

お客様に確認したところ、屋根の修繕をご希望されましたので、3階下屋のある正面へ仮設の足場を組み、鋼板屋根材カバー工法の工事を行いました。

工事の後、漏水はなくなりました。

費用:約60万円 築約20年

工期:約1週間 約15人工

【1】足場組み

【2】大屋根下地材貼り

【3】大屋根ルーフィング材貼り

【4】大屋根金物取り付け

【5】大屋根材新設

【6】3階屋根新設

     ・下地材貼り

     ・ルーフィング貼り

     ・屋根材新設

【7】取り合い部シーリング処理

【0】破損1】足場組み
【2】大屋根下地材貼り
【3】大屋根ルーフィング材貼り
【4】大屋根金物取り付け
【5】大屋根材新設
【6】3階屋根新設
     ・下地材貼り
     ・ルーフィング貼り
     ・屋根材新設
【7】取り合い部シーリング処理確認
【1】プライマー材塗布
【2】シーリング材充填
【3】シーリング

 

バルコニーと屋上をウレタン塗膜防水工事した作業内容
それでは今回の作業内容を紹介します。
【1】下地調整処理
始めに下地調整処理を行いました。
新築から30年経っており、下地調整材を塗らずに直接プライマー材(接着剤)を塗ると上手く接着しない可能性がありました。
平滑にして、接着を良くするために下地調整材を塗る作業を行いました。
屋上へは2階のバルコニーから脚立と梯子を使ってあがりました。
【2】プライマー材塗布
プライマー材を塗布しました。
プライマー材は柔らかいため雑に塗ると飛び散ってしまうことがあります。
今回の屋上は立ち上がりが低かったので、プライマー材が飛散しないように丁寧に塗布しました。
※立ち上がり・・・平らな屋上などに設置される低い手すりのような部位
【3】改修ドレーン取り付け
新築から30年経っているため、元の排水管が傷んでいる可能性がありました。ですので、元の排水管よりも一回り小さな改修ドレーンを差し込んで、排水管からの漏水対策をしました。
ドレーンの周りはメッシュクロスシートでカバーしました。床とドレーンのふちのつなぎ目を補強する目的があります。
【4】ウレタン防水材塗布
続いてウレタン防水材を塗布しました。
室外機がありましたので、架台で持ち上げて作業をしました。
室外機を動かすときに、銅の菅が折れてガス漏れすることがあります。ですので、動かすときは慎重に対応しました。
【5】ウレタン防水材2層目塗布
ウレタン防水材の2層目を丁寧に塗布しました。
【6】屋上トップコート塗布
最後にトップコート材を塗布しました。
ムラなく仕上げるためにタテとヨコで丁寧に塗布します。
トップコート材も柔らかい素材のため、勢いよく塗ると飛散してしまいます。慎重に塗って作業を完成させました。
ウレタン塗膜防水とは別で、立ち上げりの笠木のジョイント部分をシーリング処理し、2階のバルコニーについても同様の作業を行いました。
これで作業は完了です。
(h2)まとめ
工事完了後、お客様に確認していただいたところ、「キレイに仕上げていただいてありがとうございます。10年~15年は安心です。」というご感想をいただきました。
今回の工事では、防水加工に加えて排水管の改修や、屋上の笠木の取りつぎ部分のシーリング処理も行いました。予算の範囲内で対応できることはすべて対応いたしましたので、安心していただけました。
屋根や屋上の防水対策は日頃なかなか目につかず、忘れてしまうことがあります。
新築から10年や20年など節目を迎えられましたら、お住まいの防水について確認してみてはいかがでしょうか。
大阪市阿倍野区の防水工事はヤマナミまでご相談ください。

鋼板屋根材カバー工法の作業内容

それでは今回の作業内容を紹介します。

【1】足場組み

3階下屋のある正面に仮設の足場を組みます。

前の道路が狭かったため、なるべく敷地内に収まるように設置しました。

足場がなくても作業はできますが作業員の落下防止や物が落ちないよに、建物の横側にも1メートルほど回り込ませる形で足場を組みました。

 

【2】大屋根下地材貼り

まず、建物の一番上にある大屋根に下地材を設置します。

下地材を貼るのは、既存屋根と高さを揃えるためです。

屋根の破損部を一部カットして、既存屋根に合うよう下地材を敷き詰めました。

 

【3】大屋根ルーフィング貼り

続いて、既存屋根の上にルーフィングを貼りました。

ルーフィングとは、屋根の下に敷く防水シートのことです。屋根下葺き材と呼ばれることもあります。

屋根の種類によっては隙間などがあるため、目に見えている仕上げ材だけでは完全に雨水を防ぐことができません。

しかし、ルーフィングを貼ることによって家の中に雨水が入ることを防ぐことができます。

 

【4】大屋根金物取り付け

大屋根に金物を取り付けました。取り付けたのは、鋼板のケラバです。

ケラバは水が浸入しないように屋根の端に取り付けるものです。

ケラバのほかには、三角屋根の一番上に取り付ける棟を設置しました。

棟を取り付けるのは、仕上げの屋根材を取り付けた後です。

 

【5】大屋根材新設

続いて、新しい屋根材を取り付けました。

屋根材は、中に断熱材が入ったガルバリウム素材の鋼板を使用しています。

ガルバリウム鋼板は非常に軽く、丈夫で雨風や腐食、サビに強いという特徴があります。

大屋根の取り付けはこちらで完了です。続いて3階屋根を新設しました。

 

【6】3階屋根の新設

3階屋根も大屋根と同様の手順で、下地材、ルーフィング、金物取り付け、鋼板屋根材を新設しました。

3階屋根下地材貼り

 

3階屋根ルーフィング

 

3階屋根材新設

3階屋根には水上と水下にも鋼板の金物を取り付けて、水が浸入しないようにしました。


【7】取り合い部シーリング処理

最後に取り合い部と呼ばれる部材同士が接続されている部分にシーリング処理を行います。

屋根のほかにも、壁や窓の取り合い部に傷みがありました。その傷んだ取り合い部から漏水が発生しないよう、接合部分にシーリング材を充填します。

シーリング材を注入するときには、壁や窓に付着しないよう周りの部分を養生し注意して進めました。

加えて、金物を止めるために使用していたビスにもシーリング処理を行いました。

これで作業は完了です。

まとめ

工事完了後、お客様に修繕後の屋根の写真をご確認いただきました。

もともと屋根が傷んでいると思われていなかったため、ご満足いただくことができました。

また、工事を行った後に漏水は確認されませんでした。

今回の事例のように、屋根や外壁は台風などで気づかないうちに劣化し破損していることがあります。

ですので、新築から10年や20年などで定期的な点検をすることをおすすめします。

大阪市福島区で漏水についての調査をご希望される方は、ヤマナミまでお問い合わせください。

 

2020-10-14 13:03:59 | RSS