工事前に床面の清掃を行います。
防水材がしっかり定着するように飛んで来たゴミや塵などの汚れを取り除きました。
防水の定着を高めるためのプライマー材という下地を塗布します。
塩ビシートの上にウレタン防水をする時専用のプライマー材を用意しました。
端部の板金と防水の取り合い部分にウレタン製のシーリング材でシール処理を施しました。
全体にウレタン防水材を塗布します。
ローラーなどを使いムラがないように防水材をのばします。
防水層に厚みを出すために防水材を重ね塗りします。
表面を保護するトップコート材を塗布します。
笠木(端部の金属部分)のビス頭とジョイント部分にシール処理を行います。
こちらは補修がしやすい変性シリコン製のシーリング材を使用しました。
工事後の屋上の様子をご確認いただくと、S様は「キレイになりましたね。もう一層防水ができてるとのことで今後も安心です。」とお喜びでした。
15〜20年に一度は点検や補修工事を行うことがおすすめです。
傷んでいなくても、耐用年数を超えた防水は、いつ大きな破損が起きるかわかりません。
一度建物の中に水が入る経路ができてしまうと、中から建物が傷んでしまいます。
小さな破損や劣化を早めにみつけて先回りの工事を行なっておくことが、家を長持ちさせる秘訣です。