階段の防滑シートをはがしていきます。
めくれかけている部分を起点にスクレーパーなどで下地から剥がしていき、めくれにくい部分はカッターなどで切り目を入れてそこから剥がしました。
新しいシートの接着をよくするために下地を整えます。
ボンドの跡はできるだけ剥がし、きれいに剥がれず段になっている部分は、パテで下地調整を行います。
階段に貼るシートをあらかじめ大体の大きさにカットしておきます。
カットしたシートを階段に貼り付けていきます。
専用のボンドを塗り、少し固まってきた時点で固定します。
塗りたてだと柔らかすぎて動いてしまう可能性があるからです。
階段の入隅はしっかり密着するように、シートの裏側に切り目を入れてから、貼り付けました。
最後に、床と壁の境界に巾木(写真の灰色の部分)を取り付けます。
長さを合わせてカットし、専用のボンドで取り付けます。
ご依頼主様は「気になっていた部分をきれいにしてもらえてよかったです!」とお喜びでした。
マンションでは、普段エレベーターを使う方が多く、階段は非常時などしか使わないということも多いかもしれません。
しかし、きちんと整備されていないと、いざというときに事故につながったり、2〜3階の人が使った時に「汚いな…ちゃんと管理してほしい」と思われたりする可能性があります。
もし気になっている部分があれば、一度業者に相談されることがおすすめです。