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屋上の防水シートが劣化して雨漏り|ウレタン防水にやり替え 大阪府堺市西区

施工前施工後

2階の天井から雨漏りするので屋上防水を調査してほしい

大阪府堺市西区のU様から「2階天井の雨漏りを止めたいのですが、屋上をみて、工事してもらえませんか」とご依頼をいただきました。

ご依頼いただいた建物は、鉄骨2階だての築40年の戸建て住宅で、以前は親御さんが住んでいたけれどお亡くなりになって、ご子息であるU様が住むことになったそうです。

親御さんだけが住んでいた頃は、2階はほとんど使っていなかったので雨漏りを放置されていました。

このたび、U様一家が引っ越してくるにあたり、2階にも住むので一度きっちり修理したいということでした。

屋上のシート防水と笠木がひどく劣化していた

早速現地にお伺いし、屋上を調査したところ、既存のシート状の防水(加硫ゴムシート防水)がボロボロになっていて、破れたり剥がれたりしている状態でした。

そのほか、屋上の立ち上がり(手すり)部分の上辺の笠木がかなり劣化していることがわかりました。

普段立ち入ることができないこともあり、建ててから40年間、補修工事などを行っていなかったそうです。

おそらく屋上床と笠木両方からの雨漏りしていると考えられましたので、この部分の工事を行うことをご提案しました。

費用:約60万円 約60㎡

工期:約1週間 約15人工

屋上床ウレタン防水
1.既存ゴムシート防水捲り
2.下地処理
3.プライマー材塗布
4.メッシュクロス貼り・ウレタン防水材塗布
5.ウレタン防水材重ね塗り
6.トップコート材塗布

笠木補修
1.板金剥がし
2.下地の撤去
3.コンパネ貼り
4.ラスカット貼り
5.モルタル処理


屋上床のウレタン防水工事

今回の工事では、比較的コストが安く、メンテナンスをしやすいウレタン防水の中でも、10年保証のつけられるメッシュクロス工法での工事を行うことになりました。

1.既存ゴムシート防水捲り

まず傷んでいる既存の防水用ゴムシートを撤去します。

捲れているところや、破れているところを起点に、剥がしていきました。

剥がしたあと赤い部分はシート防水のプライマー材の残りで、この部分もできるだけ取り去りました。

2.下地処理

違う種類の防水を施す場合、既存の成分が新しい防水材に影響を及ぼすことがあるので、成分が行き来しないように絶縁できる下地処理が必要です。

今回はカチオンフィラー下地調整材と呼ばれる下地材を全面に塗布しました。

3.プライマー材塗布

ウレタン防水材の接着を高めるために、下地にプライマー材と呼ばれる下塗り材を塗布しました。

4.メッシュクロス貼り・ウレタン防水材塗布

メッシュクロスにウレタン防水材を染み込ませながら貼り付けていきます。

メッシュクロスを内部に入れ込むことで、ウレタン防水材だけで施工するよりも、強度が増します。

気泡が入らないようにローラーで丁寧に作業を行いました。

5.ウレタン防水材重ね塗り

防水材の厚みをつけるために防水材を重ね塗りします。

立ち上がり部分は色が違いますが、垂れやすい部分は床用より固めの立ち上がり専用防水材を使用しています。

6.トップコート材塗布

最後に、防水層の表面を保護するトップコート材を塗りました。

屋上笠木の補修工事

当初は笠木上部の板金の取り替えだけで済むかと思いましたが、工事中に内部の木材の腐食が見つかり、下地からこうかんすることになりました。

1.板金剥がし

錆びて傷んだ板金を剥がしていきます。

ビス部分や端部からバールで捲っていきました。

2.下地の撤去

板金を剥がすと、下地のコンパネに水が回ってブヨブヨに腐食していました。

こちらもバールを使って撤去していきます。

3.コンパネ貼り

新たな下地を作るため、笠木のサイズに合わせたコンパネを用意して、ビスで固定していきました。

もっと幅が狭い笠木の場合はこの工程を飛ばして、次のラスカット貼りを行うことも可能ですが、ラスカット1枚では強度に不安があるため、コンパネを下地として入れました。

4.ラスカット貼り

笠木上部にラスカットと呼ばれるモルタル用の下地ボードを取り付けました。

5.モルタル処理

ラスカットを覆うようにモルタル左官工事を行います。

防水がムラなくつくように、できるだけ平坦で滑らかになるように仕上げました。

6.ウレタン防水

全章と同じ工程で笠木部分にもウレタン防水を施します。

劣化した防水を修理すると屋上からの雨漏りが止まった

ご依頼主のU様は、近くにお住いでしたので時々様子を見に来られ、仕上がり見て喜んでいらっしゃいました。

そして、その後雨が降っても雨漏りしなくなったとのご報告をいただきました。

この事例のように、普段は上がることのできない屋上のある家では、定期的な防水点検や、補修工事を行うことが大切です。

屋上防水の点検は10年周期が理想

今回の笠木工事は、もっと早く気づいていれば、内部の腐食が起きる前に施工でき、板金の取り替えだけで済んだかもしれません。

もっと早ければ雨漏りも防げた可能性があります。

できるだけ、10年に1度は屋上防水の点検を行い、雨漏りしている時はすぐに専門業者に相談されることがおすすめです。

 

大阪府堺市西区で屋上の防水シートが傷んできたらヤマナミまでご相談ください

 

2019-08-22 16:49:46 | RSS