玄関のタイル床防水の工事内容を紹介します。
まずは、土汚れなどを高圧洗浄機で洗い流しました。
汚れが残っていると、防水の定着が悪くなる上、表面に不要な凹凸ができて劣化しやすくなるからです。
玄関周りの施工箇所以外に防水材やシーリング材がつかないようにテープ養生を行いました。
薄緑のテープが防水用、濃い緑がシーリング用です。
防水は立ち上がり部分まで行うので、少し高さに余裕をもたせて養生しています。
隅のひび割れ部分を含む目地にシーリングを施しました。
今回の工事は工程が多く、早く終わらせるために、1時間くらいで乾く速乾性のウレタンシーリング材を使用しています。
クリアー防水専用のプライマー材(防水材の定着を良くする下地材)を防水面全体に塗布しました。
防水箇所に、タイル用の防水材であるクリアー防水材を塗布しました。
写真では薄い乳白色ですが乾くと透明になります。
乾いてから、厚みをつけるために、2層目を塗布しました。
仕上げに、防水の表面を守るトップコート材を塗布しました。
こちらも厚みと強度をつけるために2層塗っています。
作業後、オーナー様はきれいになった玄関を見てお喜びでした。
また、後日「雨漏りも止まりました!」とご報告いただくこともできました。
タイルの目地が傷んでひび割れた部分から水が入り雨漏りを引き起こすことはしばしばあります。
その多くは外壁タイルで起きていますが、今回の事例のようにタイル床も例外ではありません。
2階以上に玄関がある場合や、バルコニーにタイルを敷いているという場合に雨漏りが起きてお困りの際は、防水専門業者に相談されることがおすすめです。
大阪市阿倍野区でタイル床の防水についてお困りでしたらヤマナミまで