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地震で割れた内壁の修理|下地を二重にして補強 大阪市北区のお寺

施工前施工後

地震で内壁が割れて倒れてきそう

大阪市北区のお寺様からのご依頼で、地震で割れた内壁の修理を行った事例です。

こちらのお寺様は新館と旧館の2つの建物がつながっており、以前、旧館の外壁補修工事にお伺いしたことがありました。

今回の地震では旧館外壁の破損はありませんでしたが、工事を行わなかった新館側の内壁が揺れのせいで割れてしまったそうです。

内壁が割れた場所は新館と旧館の境界付近

割れた箇所は、鉄筋コンクリート造りの4階だての建物のうち、3階の、新館と旧館の境界付近の、地震の衝撃を受けやすい部分でした。

増築などで2つの建物をつなげることはよくありますが、それぞれ動きが違うので、地震などで揺れた時に歪みが生じやすく、外壁だけでなく内壁も破損しやすくなります。

揺れで割れやすい石膏ボードは使わず木製ボードの使用をご提案

こちらのお寺では、内壁の下地に石膏ボードが使われており、ボード自体が割れている状態でした。

修理をする際に、同じような石膏ボードを使うと、建物の構造自体は変わらないのでまた割れてしまう恐れがあります。

今回は、木製の下地ボードを使用し、壊れにくいように2枚重ねに施工することをご提案しました。

工事日については、お寺の行事などで人がたくさんくる日などは避けて欲しいとご要望がありましたので、スケジュールを立てつつ臨機応変に対応いたしました。

費用:約30万円

工期:約3日間 約6人工

1.割れた内壁剥がし
2.建物の隙間に緩衝作用のある接着剤を充填
3.新館と旧館の壁の段差を埋める
4.コンパネ貼り
5.コンパネ貼り(2枚目)
6.コンパネジョイント部のパテ処理
7.クロス貼り


地震で割れた内壁修理の工事内容 

1.割れた内壁剥がし

内壁の割れて傾いた部分を、表面のボードだけ切るように注意しながら、取り除きました。 

取り去った後の壁の中には、ボードを固定していたセメントの塊が見えています。

2.建物の隙間に緩衝作用のある接着剤を充填

ボードをめくると新館と旧館の境界が見えており、隙間ができていることが確認できました。 

この隙間を弾性エポキシ接着剤という緩衝作用のある接着剤で埋め、揺れの影響を少なくする処理を行い、塗布後は、1〜2時間で表面が固まってくるのでそれまでに表面を平らにし、のちの施工がしやすくなるようにしました。

3.新館と旧館の壁の段差を埋める

新館と旧館の壁には2〜3センチの段差があり、新館側の方が低くなっており、表面にボードを貼る際に、まっすぐ貼れるように、高さを調整する必要がありました。

2cmくらいの角材を用意し、場所に合わせてベニヤ板などを挟み、同じ高さになるように調整しました。

4.コンパネ貼り

今回は、コンパネと呼ばれる木製ボードを使用します。

以前の石膏ボードはセメントで固定していましたが、木製ですので、ボンドで端部を固定し、その上からビス止めを行いました。

5.コンパネ貼り(2枚目)

今回は強度を高める為、コンパネを2枚重ねにし、1枚目とは違う方向に板を貼り、継ぎ目も違う場所になるようにしています。

6.コンパネジョイント部のパテ処理

コンパネとコンパネの隙間が残っていると、クロスに段差が出るので、表面をなめらかに整える為にパテ処理を行います。 

石膏のパテで、ジョイント部をを埋めて表面をヘラでなめらかに整えました。

7.クロス貼り

全く同じクロスは用意できなかったので、ほとんど同じで目立たないクロスをを選び貼り付けました。

端部はコークボンドと呼ばれるアクリルのコーキング剤でしっかりと止め、端から剥がれてこないようにしっかりと処理しました。 

建物の境界で割れやすい内壁を強度を高めて修理できた

 工事はお客様の立会いのもと行い、無事完了し、「綺麗になったのでよかったです。割れにくく補強してもらって安心ですね。」とお喜びいただくことができました。

 今回のように、増築された部分の境界は、揺れによる衝撃を受けやすく、内壁や外壁などが壊れやすい部分なので注意が必要です。

また、増築する時は、揺れ対策は万全かどうか施工内容もしっかり確認しておくとよいでしょう。

 

大阪市北区で地震で割れた内壁の修理を依頼するならヤマナミまで

 

2019-02-28 14:54:43 | RSS