施工事例
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FRP防水のトップコート塗替え工事|ルーフマットを剥がして作業 大阪府堺市北区

2018.12.05

FRP防水のトップコート塗替え工事|ルーフマットを剥がして作業 大阪府堺市北区
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築15年の家の外壁を塗り替えるタイミングで防水の補修もしたい

外壁塗替えをご依頼いただいた、大阪市堺市北区のF様から「ベランダの防水も気になるから、このタイミングで塗り替えておいて欲しい」とご依頼をいただきました。

F様邸は築年数15年で、経年劣化で外観が悪くなってきたため、まず外壁の塗替えをされました。同じタイミングで、ベランダの防水も様子を見て補修や塗替えを行ないたいとお考えでした。

FRP防水の上にルーフマット(保護ブロック)があり状態がわからない

ベランダ床の表面はルーフマットと呼ばれるFRPの表面を保護する板状のブロックがしかれており、剥がして見ないと防水がどうなっているか分からない状態でした。


※黄色い部分は足場です。

ルーフマットは450mm角で結構な重量があり、F様はご自身でも剥がして状態を見たり掃除したりしたかったけれど、体力的にも時間的にも、なかなか取り掛かることが出来ずお悩みだったそうです。

既存防水は状態が良かったのでトップコートの塗替えのみを提案

早速、ルーフマットを剥がしたところ、防水はほとんど傷んでいませんでしたので、念のため、表面を保護するトップコートの塗替えのみご提案し、お任せいただくことになりました。

基本情報

費用
約12万円 約12㎡
工期
約2日間 約3人工

施工内容

  1. 保護ブロック捲り
  2. 床面洗浄
  3. 防水表面の研磨
  4. プライマー材塗布
  5. トップコート塗布
  6. ルーフマット設置

FRP防水のトップコート塗替え工事 

1.ルーフマット剥がし

まずはルーフマットを剥がしていきます。マット同士はビスで固定されており、1つ1つをドライバーで外し、マットを剥がし、のちほど再設置できるようによけておきます。

マットの下には、ルーフマットの土台として、網が敷かれていましたので、こちらも一旦取り除きます。

2.床面洗浄

ルーフマットの下、FRP防水層表面には泥汚れなどが溜まっていたので水で洗い流しました。

排水に問題はなく、撒いた水が乾くのを待っている状態です。

3.防水表面の研磨

防水層の表面をヤスリで少し削ります。

この工程は、表面に付いたしつこい汚れを落とし、さらに目を粗くすることで、トップコート塗替え時の接着性を高めます。

削ったあとのチリ掃除を行ないました。

4.プライマー材塗布

トップコートを塗る前に、FRP用のプライマー材を塗布して、下地を整えます。

5.トップコート塗布

FRP防水と相性のいいアクリルウレタン製のトップコートを塗布します。

強度を高めるため2度塗りしました。

6.ルーフマットを設置

トップコートを1日乾かしてから、ルーフマットを再設置します。

端部のみ、ベランダのサイズに合わせてカットされているので、フィットするように置く場所に注意しました。

パネルを設置した後は、打ち残しのないように順番にビスで固定しました。

ルーフマット下のFRP防水のトップコートを塗替え完了

「自分ではなかなか剥がしたり掃除したりできなかったので、外壁塗替えのタイミングで掃除も防水も一緒にやってもらえてよかったです!」とお喜びいただけました

外壁の補修やベランダ防水は、定期的に行なうことが望ましいですが、バラバラのタイミングで行なうと「あれ、外壁は5年前にやったんだけど、ベランダはいつやったっけ?」と混乱してしまうかもしれません。

そして、結果的にムダに工事を行ったり、本来補修すべきタイミングを逃したりする事につながることがあるので、同じタイミングで行なっておくことがオススメです。

「大して傷んでいないのに…」という場合は、無理に大掛かりな補修を行なわなくても、今回のケースのようにトップコートの塗替えだけでも耐用年数が変わってきますよ。

 

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