排水溝表面の剥がれて浮いている塗床材を捲ります。
塗床材を捲ってモルタルがむき出しになっている部分をトーチであぶって乾燥させます。
この部分に水分が残っていると、シーリング材の接着が悪くなりますので念入りに乾燥させます。
モルタル部全体にシリコン製のシーリング材を塗布します。
シーリングガンから出た棒状のシーリング材を、コテで隙間なく平坦に整えます。
このシリコンの層はステンレス板を貼る際の段差をなくす働きがあるだけでなく防水層としての役割を果たします。
あらかじめ排水溝のサイズに切っておいたステンレス板の裏側にシーリング材を塗布して、排水溝への接着性を高めます。
ステンレス板を排水溝の床に貼り付けます。
押しすぎるとその部分だけ凹むので、力加減に気を付けながらバランスよく貼り付けました。
ステンレス板の周囲にシーリング処理を行って作業は終了です。
レストラン厨房の排水溝のシーリング補修工事は1日で終了しました。
厨房の排水溝の塗床材が熱により剥がれてきて補修が必要だけど、今回のように、あまり工期が取れず、一部分だけ耐熱仕様にしたいという場合は、ステンレス板を使ったシーリング処理が最も適しているかと思います。
ただ、シリコン部分については熱には強いですが、摩擦には強くないのでブラシなどで強い力でこすらないようにお願いいたしました。
厨房などの塗床のトラブルがあれば、工期やコスト面などにできるだけ対応致しますので是非ご相談ください。
大阪府東大阪市のレストラン厨房の排水溝の補修(シーリング工事)ならヤマナミへ