ハイツ屋上からの雨漏りを補修で止めてほしい！堺市北区ハイツA

2016.08.02

屋上の雨漏りを補修で止めてほしい

今回、大阪府堺市北区にあるハイツのオーナー様から、「屋上から雨漏りしてるから止めてほしい」とご連絡を頂きました。

しかし、予算の都合上できる限り安く止めたいので、シーリング補修で雨漏りが止められないか試してほしいという事で、先ずシーリング補修を行わせていただく事となりました。

しかし、雨漏りの勢いと、奇抜な屋上の形状や劣化具合から、補修では止まらない可能性が高かったので、恐らく止まらないと思うんですけど大丈夫ですか？とご確認をさせていただいてからシーリング補修をさせていただく事になりました。

シーリングの雨漏り修理はあくまでも応急処置

この屋上の屋根の部分には、過去にシーリング補修を施している跡がありました。

その時は雨漏りが止まっていたとしても、シーリングでの雨漏り修理はあくまでも一時的な応急処置でしかありません。

なぜかというと、シーリングの効果は割れに対する追従性から、割れの広がりを止める事です。

そのため表面的な補修にはなっても、根本的な補修ができないので、シーリングで対応できない程の劣化や破損、割れが発生した場合は雨漏りは再発します。

今回はその大きな破損が内部にあり、表面的な補修では雨漏りが止まらないんじゃないかなと経験上感じていました。

コーキングによる雨漏り修理の工程

施工前の屋上の状態です。
ここにあるシングル屋根も屋上の一部です。

過去にシーリング補修を行っていたシングル葺き屋根の状態

下の階の雨漏りしている箇所1

下の階の雨漏りしている箇所2

過去にシーリング補修をした箇所を再度シーリング処理

床のクラックにもシーリング補修を施しました。

シーリング補修完了後に水かけ検査を行いました。

色んな箇所に水をかけて漏れがないかを確認する。

水かけ検査をしてから、雨漏りが止まっていない事を発見。

別の天井部分にも雨漏り箇所を発見しました。

シーリングで雨漏り修理を終えてヤマナミから一言

当初の想定通り、雨漏りは止まりませんでした。

雨漏りをしているとみられる原因箇所はいくつかありますが、一番雨漏り原因として濃厚なのがシングル屋根です。

また屋根自体の構造を聞くと、コンクリ―トで詰まっているという事だったので、かなりの確率で内部に大きなクラックがあるんじゃないかなと想定していました。

そのため、次にご紹介する事例で雨漏りを止める為に、屋根と床部分の防水工事をシッカリと行わせていただきました。

 

雨漏り修理をシーリングでやってほしいという方は一度お気軽にヤマナミにご相談くださいませ。