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屋上のパラペット補修 RC造4階建てTビル 大阪市東住吉区

施工前施工後

ビルの屋上が破損しているので補修してほしい

今回、ビルの管理会社様から「ビルの外壁と屋上にクラックがあって、そろそろ補修の時期なので、補修をお願いしたい。」とご連絡を頂きました。

そして、どういったところが痛んでいて、どのような工事をするのが適切なのかを確認するために、現地調査をさせていただきました。

屋上の破損状況

破損していた箇所はたくさんありましたが、建築当初にコンクリートを打ち継いでいた屋上のパラペット部分に大きなクラックができていました。

また、パラペット自体が少し浮いているので、あまり宜しく無い状態です。

そのまま浮きを放置しておいてしまうと、外壁がタイルだったので、剥がれ落ちる可能性も出てきてしまいます。

そうなると通行人にも危険なので、急ぎで補修が必要でした。

また放置をし続けると、雨水の浸入などにより、雨漏りリスクが上がります。

既に打ち継ぎ目地に雨水が入り込んでいるという事は、浸みだしたりしている可能性も考えられるので、コンクリート内の鉄筋に錆びをおこさせ、鉄筋が膨張し、コンクリートが割れてさらに大きなクラックを発生させ、そこから雨漏りになることが多分にあります。

また、外壁にも補修をしないといけないところがあったので、その旨を管理会社様に伝えると、屋上の補修と外壁補修をさせていただくこととなりました。

パラペットのコンクリート繋ぎ目の補修で大事な2つのポイント

コンクリートの繋ぎ目の補修を行う場合、表面上の補修だけでは意味がありません。

補修を行う上で大切なことは2つあります。

  1. クラックの深さと大きさを見極めて、深めの補修が必要な場合は行う。
  2. 浮いている部分が無いか確認し、浮きを抑える。

たったこれだけです。しかし、シッカリと作業を行うとなると、そんなに簡単なことではありません。

クラッが深く大きければ、Uカット(Vカット)してコーキングが必要

古い建物の場合、打ち継ぎ目地のところは、コンクリートが剥離しやすいといっても過言ではありません。

その為、打ち継ぎ箇所に起きているクラックが深くなることもあるので、どのくらいのサイズで今後更にクラックが大きくなる可能性もあるか?こういった視点で考えるのが必要不可欠です。

そして、クラックが大きい場合は、UカットやVカットを行ってから、奥の方からコーキング処理を施して、揺れやクラックの広がりに追従してくれるようにする必要があります。

もし仮に表面上の処理しかしなければ、すぐにクラックは大きくなり、雨漏りを防ぐ事も出来なくなってしまいます。

パラペットの浮きもシッカリと抑える

パラペットの打ち継ぎ部は浮くことがあります。

しかし、浮いた状態で放置すると、外壁タイルなどにも悪影響を及ぼすばかりか、上記で少し触れたように、もし万が一、外壁タイルの剥離やパラペットの剥離などによって下に落下してしまうと、通行人にケガをさせてしまう可能性もあります。

だからこそ、浮きもシッカリと抑える必要があります。

浮きに対しては、パラペットに穴を空けて、グリスポンプなどを使って、好きな部分にエポキシ樹脂を注入します。

しかし、入れすぎても更に浮いてしまうのでダメ。少なすぎても効果がでないので、程よい量を中の浮いている箇所に注入する必要があります。

ただこの作業は、職人の経験が必要な作業で、程よくというのが、なかなか難しい工程でもあります。

費用:

工期:約1週間

<パラペットのクラック補修>

  1. クラックにマーキング
  2. クラックにUカット
  3. Uカットした箇所の清掃
  4. Uカットした箇所にシーリング
  5. Uカットした部分に樹脂モルタルで処理
  6. パラペットの補修完了

 

<パラペットの浮き補修>

  1. パラペットの浮き部のマーキング(300ピッチ)
  2. エポキシ樹脂の注入口の穴あけ
  3. エアダスターで注入口の清掃
  4. ウエスを使って、エポキシ樹脂の注入
  5. 完了

パラペットの補修施工工程

パラペットのクラック補修と浮き補修の2つの構成の説明をします。

パラペットのクラック補修

パラペットのクラック箇所にマーキングを行いました。

これはここを補修しますよー!というマーキングです。

クラックに対して、Uカットを行っています。

Uカット後のコンクリートのカスや欠片などを、清掃して払い落としています。

Uカットを施した箇所にシーリング材を充填しています。

シーリングを施した箇所の表面に、樹脂モルタル仕上げを行いました。

パラペット部分のクラック補修完了。

別で仕上げ塗装などを行うので、補修自体はこれで完成です。

パラペットの浮き補修工程

パラペットの浮いている箇所の確認を行ってから、300ピッチで赤色のスプレーでマーキングをつけていきます。

マーキングを行った箇所の真ん中にドリルで浮いている箇所まで穴あけを行っています。

エアダスターで、ドリルで入ったコンクリートのカスなどを外に出しています。

黄色い紙みたいなウエスという、注入穴とグリスポンプの隙間を埋めるものを用いて、エポキシ樹脂の注入を行いました。

エポキシ樹脂の注入完了です。

エポキシ樹脂を注入した箇所の仕上がり具合です。

ここも最後に塗装などの仕上げを行うので補修作業は以上です。

屋上のパラペットの補修を終えてヤマナミから一言

今回行った補修は、良くあるパラペットの打ち継ぎ部の補修でした。

しかし、クラックの原因も打ち継ぎ部という事で、単純な破損やクラックとは少々異なります。

だからこそ、念入りに補修をおなう必要がありました。

しかし、後から大惨事になるよりは全然良いかと思います

屋上パラペットの補修をお考えの方は是非お気軽にヤマナミまでご相談ください。

 

2016-07-11 19:21:51 | RSS