施工事例
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ベランダがひび割れて雨漏り|補修して防水工事してほしい 大阪市東住吉区

2018.04.20

ベランダがひび割れて雨漏り|補修して防水工事してほしい 大阪市東住吉区
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ベランダに大きいひび割れができて階下のリビングに雨漏り

東住吉区にお住まいのY様より、「ベランダに大きいひび割れができていて雨漏り原因になってるみたいなので、補修して防水してもらえませんか」とご依頼をいただきました。

木造住宅の1階リビングの天井クロスにシミができて雨漏りに気づいたY様は、真上にあるベランダに大きなひび割れがあるのを発見し、防水工事を依頼することにされたそうです。

ベランダ中央のひび割れ以外にも隅や目地が劣化して雨漏り原因に

お伺いしてベランダを拝見すると、モルタルのベランダ床の中央に大きなひび割れがあるほか、目地や入隅(床と立ち上がりの境界)にも劣化や細かいひび割れが見られました。

写真で黒ずんでいる部分が劣化部で、しみ込んだ水が乾ききっておらず、おそらく建物の中に水が入っていると思われます。

補修後の防水は比較的低コストなウレタン塗膜防水をご提案

中央のひび割れと傷んだ隅部・目地にシーリング補修を行った後、全体に防水工事を行う事になりました。

Y様から「できるだけ安い防水にしてほしい」とのご希望があったため、比較的低コストで施工可能なウレタン塗膜防水をご提案いたしました。

シーリング材も防水材にあわせたウレタン製のものを用意しました。

基本情報

費用
約8万円 約8㎡
工期
約3日間 約3人工

施工内容

  1. ベランダの清掃
  2. ひび割れ部・隅部のシーリング処理
  3. プライマー材塗布
  4. 立ち上がりへのウレタン塗膜防水材塗布
  5. 床面へのウレタン塗膜防水材塗布
  6. ウレタン塗膜防水2層目塗布
  7. トップコート材の塗布

ひび割れ補修とウレタン塗膜防水工事の工程

1.工事前の清掃

ベランダに溜まったゴミや塵を取り除き、シーリング補修材や防水材がきちんと定着するように下準備を行います。

2.ひび割れ部・隅部にウレタンシーリング処理

ひび割れ部分と隅のひび割れ部分にウレタン製のシーリング材で補修を行います。

弾力のあるシーリング材は隙間を埋めて浸水を防ぐだけでなく、さらなるひび割れの原因となる建物の揺れや衝撃を吸収する働きもあります。

3.プライマー材塗布

モルタルの床面へのウレタン塗膜防水材の接着をよくするためのプライマー材を塗布します。

4.立ち上がり部へは固めのウレタン塗膜防水材を塗布

立ち上がりは壁面で垂れやすいので、床面に塗る防水材よりも固いものが適しています。

5.床面は柔らかく広がりやすいウレタン塗膜防水材塗布

床面には立ち上がりに使用したものよりもやわらかく広がりやすいウレタン塗膜防水材を均一に塗布します。

6.床部に2層目のウレタン塗膜防水材を塗布

厚みをつけてよりしっかりとした防水にするために、防水材を重ね塗りします。

7.トップコート材の塗布

最後に防水層の表面を紫外線などから保護するためのトップコート材を塗布して工事は終了です。

作業スペースを室内に作ったため汚さないように注意

Y様のベランダは外から梯子をかけて工事をすることが難しかったため、2階の室内に防水材や道具などを置く作業スペースを設置して工事を行う事になりました。

床が汚れないようにしっかりとシートで養生し、室内を移動する際も部屋を汚さないように細心の注意を払いました。

ひび割れ補修と防水工事でベランダからの雨漏りが止まった

防水工事後雨漏りは止まり、Y様にはお喜びいただくことができました。

雨漏りが起きると、天井から水がポタポタと落ちて家具を傷めるほか、天井の板やクロスも汚れてしまいますので、被害が広がる前に対策する必要があります。

雨漏りの原因は、ベランダのひび割れのほかにも、隅や目地が傷んでそこから水が入っているという可能性も考えられます。

隅にひび割れがある時や、隅に溜まった水が乾きにくい時は防水が傷んでいる恐れがありますので、できるだけ早めに調査・補修を行うことがおすすめです。

 

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