施工事例
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厨房のセメント床が凸凹で汚い〜左官と防水で清潔な塗り床に〜大阪市淀川区

2018.02.27

厨房のセメント床が凸凹で汚い〜左官と防水で清潔な塗り床に〜大阪市淀川区
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厨房の床のセメントが剥げて凸凹になり不衛生

大阪市淀川区のR飲食店の店長様から「厨房の床が凸凹になって汚いのできれいにしてほしい」とご依頼いただきました。

飲食店では、衛生検査で床が凸凹で汚いことを指摘され、補修を行うことになったそうです。

コンクリート床の表面のセメントがなくなり、中の砂利が露出している状態で、おそらく長年、上を歩いたり、ブラシでこすったことが原因だと考えられます。

排水溝の周りもセメントが減って、排水溝の縁のほうが高くなり、水の流れも悪くなっていました。

まずは凸凹になった表面をモルタル左官処理で整え、その上に塗り床防水材としてエポキシ系塗料を塗ることを提案しました、

エポキシ系塗料は表面がツルツルで硬度もある屋内用塗り床塗料としてよく使用されているものです。

営業日を避け左官と防水を2日に分けて工事

工事は左官処理と防水処理で2日間は必要と考えられました。

ただ、R飲食店は月曜から土曜に営業しておりその間は工事が難しいので、定休日の日曜に2週にわたって工事を行うことになりました。

工事の前日の土曜日夜の営業後に店長様に床の掃除を行っていただき、すぐに工事を始められる状態にしていただきました。

基本情報

費用
約30万円 約20㎡
工期
約2日間 約6人工

施工内容

  1. 養生・排水溝への木枠取り付け
  2. 左官用プライマー材塗布
  3. モルタル攪拌4.モルタル左官処理
  4. 1週間後清掃
  5. 防水材用プライマー材塗布
  6. エポキシ系塗り床防水材塗布
  7. 防水材二層目塗布

厨房床の左官処理と防水材塗布の工程

1.養生・排水溝への木枠取り付け

左官を行う前に、置いたままにするシンクなどの汚れてはいけない部分に養生を行いました。

また、排水溝の周りには、左官処理の高さの目安となる木枠を取り付けます。

2.左官用プライマー材塗布

モルタルの接着を良くする、左官用のプライマー材を塗布しました。

3.モルタル攪拌

店の外で、細かめの砂とセメントをよく攪拌し、滑らかなモルタルを作成します。

4.モルタル左官処理

砂利がむき出しになった床にモルタルを充填していきます。

壁際やシンク周りを高さ0と考え、排水溝の木枠など目安に床を平らに整えます。

そのまま一晩でモルタルは固まるので次の日から通常通り営業していただけます。

5.1週間後清掃

1週間営業していたので床には多少の汚れがありました。防水工事に差し障りのない程度に掃除を行います。

6.防水材用プライマー材塗布

防水材の乗りをよくするプライマー材の塗布を行いました。

7.エポキシ系塗り床防水材塗布

エポキシ系樹脂の塗り床材を均一に塗布します。

8.防水材二層目塗布

防水層に厚みをつけるために重ね塗りをして作業は終了です。屋上防水のようなトップコート材は不要です。

掃除でこすっても剥げにくい防水塗り床の厨房になった

凸凹だった厨房床を左官処理して防水塗料でツルツルに仕上げさせていただきました。

今回使用したエポキシ系塗料は、表面がツルツルなので汚れがつきにくく、掃除の際にデッキブラシなどでこすっても劣化しにくいです。

よく通る出入り口付近などは、はがれてくることもありますが、その際も部分的な上塗り補修ができるタイプの防水材なので安心かと思われます。

飲食店の厨房など衛生面に気を使わないといけない箇所では、床の汚れも気になりますよね。

汚れは水がたまるところに付きやすいので、床の凸凹や、塗装の剥がれをそのままにしておくことは望ましくありません。

弊社ヤマナミでは、厨房や水周りの床への防水技術を生かした工事を承っておりますので、劣化や汚れが気になる場合は、ぜひ1度ご相談ください。

 

大阪市淀川区の飲食店厨房の防水塗装・補修工事ならヤマナミへ