施工事例
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モルタルがはみ出て汚いブロック塀の表面をきれいに整える外構工事 大阪市東住吉区

2017.10.26

モルタルがはみ出て汚いブロック塀の表面をきれいに整える外構工事 大阪市東住吉区
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隣の家がなくなったせいで境界のブロック塀がむき出しになってしまった

大阪市東住吉区にお住まいのH様から「隣の家が取り壊され、むき出しになったブロック塀が汚くて気になるからきれいにしてほしい」と外構工事のご依頼をいただきました。

H様の右隣の家は、H様邸の建築当初はまだ建っており、かなり近くに建てられていたため、隣接する側の外壁やブロック塀の処理が十分に行うことができなかったようです。

ご依頼いただいたブロック塀も、内側(家の駐車場側)はきれいなタイル張りになっていましたが、外側は、ブロックとブロックの隙間からモルタルがはみ出ている状態になっていました。

隣家がある時は人目に付かない部分でしたが、取り壊された後は丸見えになってしまっており、外側と内側のギャップも含めて、H様は外観を気にされていたようです。

もしかすると、しばらくすると隣に家が建ち再び見えない状態になる可能性もある反面、家が建ってもブロック塀は見えたままになるかもしれませんし、家が建たない可能性もあります。

今回は、ブロック塀の表面にはみ出たモルタルの凹凸を滑らかにし、上からモルタルで左官処理をし、今後、タイル張りや塗装などを施しやすいようにザラザラに仕上げる工事をご提案いたしました。

基本情報

費用
約6万円
工期
約2日間 約2人工

施工内容

  1. はみ出したモルタルのはつり作業
  2. モルタル左官処理1層目
  3. モルタル左官処理2層目
  4. 刷毛引き1回目(横)
  5. 刷毛引き2回目(縦)

汚いブロック塀をきれいにするためのモルタル左官処理の工程

 1.はみ出したモルタルのはつり作業

 ブロック同士を固定するモルタルのはみ出た部分をハンマーとケレン棒ではつり、撤去していきます。

 多少えぐれても後ほど新しいモルタルで埋めるので、ブロックの側面にはみ出ている部分がなくなるまで根気よくはつり作業を行ないます。

 2.モルタル左官処理1層目

 ブロック塀の表面にモルタルで左官処理を行ないます。

 ブロックの継ぎ目の凹んだ部分に空洞が残らないようにくまなく処理を行ないました。

 2層目のモルタル処理が行いやすいように、砂を多めに配合したモルタルを使って、厚めに粗く左官処理します。

 3.モルタル左官処理2層目

 1層目を塗った次の日に、2層目のモルタル処理を行ないます。

 2層目に使用するモルタルは1層目に比べてなめらかなもので、表面がまっすぐになるように注意しながら作業を行ないました。

 4.刷毛引き1回目(横)

 2層目のモルタルが固まる前に表面をザラザラに仕上げるために刷毛引きを行ないます。

 水を付けた刷毛で横にまっすぐ刷毛を引きザラザラのパターンを付けます。

 5.刷毛引き2回目(縦)

 今度は縦に刷毛を引いて、表面のザラザラのパターンを均一に整えます。

ブロック塀をきれいにしたあと外壁の調査・補修も行なった

今回は、隣家がなくなったことにより露見した、継ぎ目からモルタルがはみ出た汚いブロック塀の表面を、モルタルで左官処理し外観をきれいに整えました。

その後、塀の奥に見える、H様邸の外壁についても調査と補修を行いました。

H様邸の外壁もブロック塀と同様、隣家との隙間が狭く、十分な調査や補修ができない状態が長く続いていたため、外壁パネルの取り合い部シーリングの劣化が見られました。

かなり珍しいケースではありますが、今回のようにお隣の家が取り壊され、長年調査していなかった外壁が見えやすい状態になった際は、思わぬ劣化が見つかる可能性がありますので是非一度調査をされることをおすすめします。

 

大阪市東住吉区の汚いブロック塀の表面をきれいにする外構工事ならヤマナミへ