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バルコニー床の大きなひび割れを補修してFRP防水工事 大阪市西成区

施工前施工後

大阪市西成区の鉄骨3階建て住宅のバルコニーのひび割れを補修して防水工事を行った事例です。

西成区にお住まいのU様から「バルコニーの床にひび割れのようなものが出来ているので見に来て欲しい。排水口の周りに水がたまるのでそのあたりも調べて欲しい。」と、調査をご依頼いただきました。

現地にお伺いすると、3階バルコニーの床には大きなひび割れができており、排水口は水を流すと手前に水たまりができる状態でした。

バルコニーにはFRP防水が施されており、U様曰く10年ほど前に工事を行ったとのことです。

雨漏りはしていませんでしたが、U様はバルコニーの状態を心配されていました。

揺れなどが原因で鉄骨の接合部が隆起してひび割れができた

大きなひび割れができている部分は、バルコニーの床が隆起している箇所でした。

揺れなどにより力がかかりやすい鉄骨の接合部が押し上げられていたようです。

既存ドレーンの取付け方法が悪く水が流れにくくなっていた

排水口周辺に水が溜まる原因は、異物が詰まっていたわけではなく、排水口の位置が屋上の床より5ミリほど高くなっていたことでした。

恐らく10年前の防水工事で取り付けられたドレーンの位置が悪かったようです。

排水口の他にも、防水層の表面に細かなひび割れがたくさんできており、こちらはFRP防水層と、それを保護するトップコート材の接着が悪かったことが原因と見られます。

このまま放置すると、トップコート材の劣化が進み、防水全体が傷んでしまう恐れがあります。

コスト面からFRP防水重ね塗り工法を提案

本来は、揺れなどによる下地の変動に対応できる防水へのやり替えが望ましい環境でしたが、「出来るだけ安くしてほしい」とのご要望がありましたので、ひび割れを補修した後、既存のFRP防水層の上から新たなFRP防水層を形成する重ね塗り工法をご提案いたしました。

費用:約15万円

工期:約3日間 約4人工

1.ひび割れ部のVカット処理
2.Vカット部へのシーリングパテ処理
3.床部全体に研磨処理
4.プライマー材の塗布
5.排水口前に高さをつける処理
6.脱泡処理
7.全体FRP防水塗り重ね
8.水を流し排水検査
9.トップコート材塗布


バルコニーのひび割れ補修と防水工事の工程

1.ひび割れ部のVカット処理

床のひび割れ部分に沿ってV字の刃の付いたグランダーという機械で溝を彫ります。

ひび割れは防水層だけでなく下地となるコンクリートの部分にも続いていました。

(先にコンクリートが割れて、その影響で防水層も割れています。)

2.Vカット部へのシーリングパテ処理

V字に掘った溝に樹脂モルタルでシーリング処理を行ない、固まる前に床面に合わせてヘラで平らに整えます。

一般的なシーリング材は固まった後も弾力性を持ちますが、樹脂モルタルはカチカチに固まります。

3.床部全体に研磨処理

ひび割れ補修部が固まった後、床部全体に研磨処理を施します。

V字カット時に使用したグランダーの向きを変えて、円盤の面でやすりをかけるように表面のトップコート材を剥がします。

FRPの重ね塗り工法の際、狭い面積の場合は薬剤でトップコートを溶かして拭き取る方法(アセトン拭き)を取ることもありますが、今回は20㎡と比較的広い面積でしたので全体に研磨処理を行ない、重ね塗りの定着をよくする処理を施しました。

4.プライマー材の塗布

床部全体に防水層の接着を良くするプライマー材の塗布を行ないます。

5.排水口前に高さをつける処理

全体の防水層形成の前に、排水口前のみにFRP防水層を作って、排水口と床部の高さの差を埋めます。

ガラスマットを必要な大きさに切って、FRP樹脂をしみこませて防水層を形成します。

6.排水口前脱泡処理

排水口前のFRP防水層が固まる前に、中に入ってしまった気泡を、脱泡ローラーを使って取り除きます。

気泡が残っていると、その部分から防水層が劣化する恐れがありますし、表面に凹凸ができてしまいます。

7.全体FRP防水塗り重ねと脱泡処理

バルコニーの床部全体にFRP防水層を形成し、脱泡処理を行ないます。

ガラスマット定着後、さらに上塗り用のFRP樹脂を塗ります。

8.水を流し排水検査

FRP樹脂が固まったら、一度水を流して排水口付近の水の流れを確認しました。

今回は問題なく水が流れましたが、まだ水はけが悪ければ、さらに防水層を盛って流れを良くすることができます。

9.トップコート材塗布

最後に、防水層を保護するトップコート材を塗布しました。

バルコニー防水がきれいになり排水もうまくいくようになった

今回は、鉄骨住宅のバルコニーのひび割れ補修と防水工事を行ない、気にされていた排水口のトラブルも解消しました。

U様には「安く工事ができてよかったです。これでしばらくは安心です!」言っていただけました。

バルコニーや屋上に大きなひび割れができた時は、建物の構造が影響していることがあります。

特に木造住宅や鉄骨住宅では、梁や下地のつなぎ目付近に力が集中し、ひび割れの原因になることが多いようで、再発の可能性もあります。

もし、長くお住みになる家でしたら、工事費は上がってしまいますが、下地の動きの影響を受けにくい、FRP通気シート工法塩ビシート機械固定工法などもおすすめです。

弊社では、バルコニーの状態やご予算に合わせた施工方法をご提案させていただいておりますので、是非お気軽にご相談ください。

 

大阪市西成区のひび割れたバルコニーの補修と防水工事ならヤマナミへ

 

2017-09-28 14:15:45 | RSS