(1)ゴンドラを搬入しています。
軽トラックの後ろに乗ってる青いものがゴンドラです。
(2)青いものが突梁(トツリョウ)で、その他に、ゴンドラを支える為の鉄のワイヤー3本
命綱2本、機械を動かす為の電気コード1本を準備しています。
※突梁とは、ゴンドラを吊る為のパーツのことです。
(3)ゴンドラにワイヤーを繋ぎ終わって、ゴンドラの準備は完了です。
後は、作業者が安全帯(命綱)を付けて作業を行います。
(4)先ずは、外壁破損箇所の補修作業を行っております。
(5)ひび割れなどの外壁破損箇所にハツリを行っております。
※ハツリとは、外壁工事の場合は主に、破損箇所のコンクリートやモルタルを削り取る作業の事をいいます。
補修を行う為の破損箇所の形成をする時に行う事が多いです。
(6)コンクリートの破損部分のハツリで出た破片の撤去を行っております。
(7)外壁とネオパリエとの取り合い部のシーリング材がかなり劣化していたので撤去しています。
※ネオパリエとは、ガラス結晶板で出来た壁材で、風化しにくく大理石よりも硬いという特徴があります。
(8)ハツリを行った破損箇所に、樹脂モルタルで補修成型を行っております。
(9)樹脂モルタルでの補修が完了しました。
(10)樹脂モルタルで補修を行った箇所に、微弾性フィラーを塗布して塗装する下地を整えていきます。
※微弾性フィラーとは、モルタル下地の時に塗る下地材の事です。
(11)補修箇所全てに微弾性フィラーで下地処理を行いました。白くなってる部分が処理を施した箇所です。
(12)シリコン樹脂系の外壁塗料を2回に分けて塗布していきます。
塗装が薄いと防水効果がすぐになくなるので、塗膜層ができるように塗装を行います。
(13)外壁の仕上げ塗装が完了しました。
色が白くなっている部分が新しく塗布した箇所になります。
(14)塗装が完了した後にシッカリと塗料を乾燥させてから、
シーリング処理をする箇所にテープ養生を施し、シーリング処理をしています。
(15)シーリングの押さえ仕上げをして、中まで定着させてから、テープ養生を外して完成です。
今回の工事でゴンドラ工法を選んだのには理由がありました。
それは、外壁の真ん中あたりにもクラックがあったからです。
足場を設置する場合において、この高さであれば、壁繋ぎをする必要があります。
※壁繋ぎとは、外壁に穴をあけて足場と外壁を固定し、足場が風などで倒れないようにすることです。
今回の場合、施工範囲の幅が狭かったのと、外壁の真ん中あたりにもクラックがあり、
あまり無いことですが、クラックが広がる可能性もある為、ゴンドラ工法を採用しました。
このゴンドラ工法には多数のメリットがあります。
・足場設置と撤去の時間が必要ないので、工期が短くなる。
・足場の設置費用が必要無い。(足場代は予想以上に高く、時には塗装代を上回る事もあります)
・壁つなぎをする必要が無いので、外壁を傷つけない。
この工事の費用を例に上げると、ゴンドラの費用は12~13万程でしたが、
足場を設置するとなると20万円程は掛りますので、8万円程安く済んだだけではなく工期も短く済みました。
今回施工した箇所は雨漏りがあったので、防水工事として外壁補修と外壁塗装をさせて頂きましたが、
こういった取り合い部分は負担のかかりやすい箇所になります。
Nビルと同じような箇所でクラックがある場合は、
シッカリと下地処理をしてくれる外壁塗装会社に依頼されることをオススメ致します。
もし、関西でお困りの方は、大阪の防水市場の株式会社ヤマナミまでご相談ください。
お客様目線での仕事を心がけて施工をさせていただきます。
→ 大阪の防水工事は株式会社ヤマナミにお任せください。