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ビルの破損箇所の部分補修 足場を使わずにゴンドラでの雨漏り止め塗装 大阪市 Nビル

施工前施工後

 

外壁からの雨漏り

今回は、大阪市にあるRC造11階建てのNビルで、外壁から雨漏りをしてるから補修して欲しいと御依頼がありました。
築20年程のビルですが、大掛かりな改修工事は未だ行っていませんでしたが、小規模の補修工事はその都度行っていたようです。
調査をすると、外壁コンクリート部とネオパリエとの取り合い部分の破損が進んでおり、シーリング材の劣化が原因で雨漏りしていた事が分かりました。
この取り合い部分は、建物の揺れなどによって力の掛りやすい箇所であり、構造的にクラックの起きやすい箇所なので、経年劣化による破損でした。

RC造のビルの外壁で気を付ける事

そもそもRC造とは、鉄筋コンクリート構造の事で、鉄筋の引っ張り力に対する強さとコンクリートの圧縮強度の高さの両面を併せ持った強度の高い構造になっています。
主に用いられるのは中階層の建物です。(10階程度まで) 
正し、強度が高いのは構造であって、外壁はまた別です。
RC造の外壁はコンクリートかモルタルであることが多く、外壁のひび割れつまりクラックとの戦いになります。 
このクラックを放置すると、雨水がコンクリート内の鉄筋に触れる事によって、酸性化が進んでしまい、鉄筋が錆て膨れていきコンクリートの中で破断してしまいます。
鉄筋の破断が引き起こると、構造体の強度が落ちるだけでなく、クラックが大きくなり、酷い場合には外壁の破片が落ちて二次災害に繋がる恐れがあります。 
そうなる前に、クラックが起きた時には早期の対応が必要です、

RC造のビルでクラックを抑える為に必要な事

これについては、建設時でも外壁補修や塗装を行う時でも、外壁塗装を行う際の下地をシッカリとやってくれる業者に頼む他ありません。 
下地と言っても、何を指すのか分からない方も多いと思うので、少しだけご説明させていただきます。

先ず、コンクリートやモルタルの外壁には直接塗装をするのではなく、微弾性フィラーという下地材を塗布します。
微弾性フィラーは、名前の通り少し弾力性のあるゴムのような下地材です。 
この性質を利用して、コンクリートやモルタル、塗装の割れに抵抗してクラックを起こさせないようにします。
状況にもよりますが、基本的には薄く塗るよりも、しっかりと厚く塗る事が必要です。 
しかし、これはあくまでも微弾性フィラーの事で、この上に塗る塗装も大切です。
実は上塗り材も一度に厚く塗ってしまうと塗装膜が割れてくる恐れがあります。
そのために薄く数回に分けて塗布する必要があります。

要するに、下地をシッカリしてくれて、 上塗り塗装をしっかりと複数回行ってくれる会社に依頼する事で、外壁が長持ちするようになり、最終的に修理費用などが安く済む事に繋がります。

費用:約25万円

工期:6日間、12人工

・外壁破損箇所を撤去
・外壁補修
・外壁塗装
・シーリング処理 


 

施工準備


(1)ゴンドラを搬入しています。
  軽トラックの後ろに乗ってる青いものがゴンドラです。


(2)青いものが突梁(トツリョウ)で、その他に、ゴンドラを支える為の鉄のワイヤー3本
  命綱2本、機械を動かす為の電気コード1本を準備しています。
  ※突梁とは、ゴンドラを吊る為のパーツのことです。


(3)ゴンドラにワイヤーを繋ぎ終わって、ゴンドラの準備は完了です。
  後は、作業者が安全帯(命綱)を付けて作業を行います。

ゴンドラ工法による施工


(4)先ずは、外壁破損箇所の補修作業を行っております。


(5)ひび割れなどの外壁破損箇所にハツリを行っております。
  ※ハツリとは、外壁工事の場合は主に、破損箇所のコンクリートやモルタルを削り取る作業の事をいいます。
     補修を行う為の破損箇所の形成をする時に行う事が多いです。
  

(6)コンクリートの破損部分のハツリで出た破片の撤去を行っております。


(7)外壁とネオパリエとの取り合い部のシーリング材がかなり劣化していたので撤去しています。
  ※ネオパリエとは、ガラス結晶板で出来た壁材で、風化しにくく大理石よりも硬いという特徴があります。


(8)ハツリを行った破損箇所に、樹脂モルタルで補修成型を行っております。

 


(9)樹脂モルタルでの補修が完了しました。


(10)樹脂モルタルで補修を行った箇所に、微弾性フィラーを塗布して塗装する下地を整えていきます。
  ※微弾性フィラーとは、モルタル下地の時に塗る下地材の事です。
   

(11)補修箇所全てに微弾性フィラーで下地処理を行いました。白くなってる部分が処理を施した箇所です。



(12)シリコン樹脂系の外壁塗料を2回に分けて塗布していきます。
  塗装が薄いと防水効果がすぐになくなるので、塗膜層ができるように塗装を行います。


(13)外壁の仕上げ塗装が完了しました。
  色が白くなっている部分が新しく塗布した箇所になります。  


(14)塗装が完了した後にシッカリと塗料を乾燥させてから、
  シーリング処理をする箇所にテープ養生を施し、シーリング処理をしています。


(15)シーリングの押さえ仕上げをして、中まで定着させてから、テープ養生を外して完成です。

ヤマナミから一言

今回の工事でゴンドラ工法を選んだのには理由がありました。 
それは、外壁の真ん中あたりにもクラックがあったからです。 
足場を設置する場合において、この高さであれば、壁繋ぎをする必要があります。
※壁繋ぎとは、外壁に穴をあけて足場と外壁を固定し、足場が風などで倒れないようにすることです。

今回の場合、施工範囲の幅が狭かったのと、外壁の真ん中あたりにもクラックがあり、
あまり無いことですが、クラックが広がる可能性もある為、ゴンドラ工法を採用しました。

このゴンドラ工法には多数のメリットがあります。
・足場設置と撤去の時間が必要ないので、工期が短くなる。
・足場の設置費用が必要無い。(足場代は予想以上に高く、時には塗装代を上回る事もあります)
・壁つなぎをする必要が無いので、外壁を傷つけない。

この工事の費用を例に上げると、ゴンドラの費用は12~13万程でしたが、
足場を設置するとなると20万円程は掛りますので、8万円程安く済んだだけではなく工期も短く済みました。 

今回施工した箇所は雨漏りがあったので、防水工事として外壁補修と外壁塗装をさせて頂きましたが、
こういった取り合い部分は負担のかかりやすい箇所になります。

Nビルと同じような箇所でクラックがある場合は、
シッカリと下地処理をしてくれる外壁塗装会社に依頼されることをオススメ致します。

もし、関西でお困りの方は、大阪の防水市場の株式会社ヤマナミまでご相談ください。
お客様目線での仕事を心がけて施工をさせていただきます。

→ 大阪の防水工事は株式会社ヤマナミにお任せください。

 

 

2015-08-26 09:34:38 | RSS