施工事例
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長屋屋上の防水工事 大阪市 KM様邸

2015.03.05

長屋屋上の防水工事 大阪市 KM様邸
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大阪市KM様の建物は鉄骨モルタル3F建て6軒連棟の長屋のうちの1棟にあたります。
今回は、屋上部の防水工事のご依頼でした。
25年くらい前にポリマーセメント塗膜防水工事を施されたそうですが、年月も経っているため、3階天井部から漏水もあるという状態でした。

屋上部の破損もかなり多く、他の5棟についても同様の状況であることが推測されるので、できれば本来同時期に防水工事を施すことが望ましいです。
オーナー様の各御事情もあり、各々で防水している棟、全くできていないお宅など、不揃いになってしまっているのが現状だそうです。
その上、建物自体が築約45年で、今後建て替えも視野に入れているとのことなので、
●工事のコストを抑えたい
●既存防水層との相性
を考慮し、ポリマーセメント防水を施すことになりました。

防水工事の工法には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、シーリングなどその現場、事情に合わせた工法が色々あります。
費用対効果や耐久性、既に施されている防水層や建物自体の状況やオーナー様の事情にあわせて、ご提案をさせていただきます。
工事の概要としては、屋上の広さ10m×5mで、ポリマーセメント塗膜防水です。

今回の長屋屋上部防水工事の工事期間は、5日間(5人工)で、費用は一式20万円でした。
もちろん、一例ではありますので、現場の状況、工法、機材によって費用は変わってきますので、目安としてご参考ください。

基本情報

費用
20万円
工期
5日間

施工内容

  1. ポリマーセメント塗膜防水

<施工前>
長屋屋上の防水層は、前回の工事から20年以上経っているため、破損が多く見られました。


<施工中>
ヒビ割れ部などの処理をしていきます。


ポリマーセメント防水プライマー材の塗布をします。


<ポリマーセメント防水材>
下塗り


<ポリマーセメント防水材>
中塗り


<ポリマーセメント防水材>
上塗り


<施工後>
トップコート材の塗布が完了。

紫外線や風雨を毎日受けている屋上は、建物の中でも、もっとも過酷な条件下にあります。にもかかわらず、傷みや劣化に気づきにくいもので、下の階の雨漏りで発覚されることもしばしばです。
そのレベルになると、かなり建物の土台や柱などといった内部まで影響を受けている危険性も考えられます。
そういった状況に陥る前に、防水工事のプロの診断を定期的に受けることをお勧めします。見えにくい部分までチェックしておくことが、大切です。